聖蹟桜ヶ丘(東京都)

聖蹟桜ヶ丘を代表する物は、やはり「京王電鉄」であろう。京王の本社ビルがあるのも聖蹟桜ヶ丘である。聖蹟桜ヶ丘周辺はコンパクトに開発された街であるが、駅では必ず特急が停まる。よく「京王の特急が聖蹟に停まったり、京王百貨店があるのは本社があるから」という声があるが、本社ビルが移転してきたのは1988年、百貨店開業が1986年、京王電鉄の開業が1963年でしかも開業時に聖蹟は特急の停車駅となっていたので、この指摘は間違いである。
聖蹟桜ヶ丘に特急が停まるようになったのは、60年代から開発が進行していた「桜ヶ丘住宅地」に住む住民たちの通勤対策である。実はこの聖蹟桜ヶ丘の特急停車で助かった者たちがいる。同じ頃に造成された「多摩ニュータウン」に入居した人々で、京王相模原線の沿線工事が遅れてしまい、特急が停まる聖蹟に20分の時間をかけてまでバス通勤して来たらしい。
2012年から聖蹟桜ヶ丘駅の列車接近メロディーは「カントリーロード」になった。これはジブリのアニメが桜ヶ丘住宅地を舞台にし、その主題歌が選ばれたからであるが、京王電鉄は首都圏を走る電鉄の中では最も映像媒体でのロケ協力に積極的である。他の電鉄が軒並み協力を拒む中、京王だけは必要あらば臨時列車も出してくれる太っ腹である。

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